日本のお客様と外国のお客様の違い

こんにちは。ロウマです。

 

国際線に乗務していると、日本人のお客様と外国人のお客様が機内にはいらっしゃいます。
 
お客様の割合が、時に日本人ばかりということもあれば、ほぼ外国人のお客様だけなんて時も・・・
 
 
 
 
「どちらのお客様が対応しやすいですか?」
 
といった事を聞かれることがあるのですが、
ん〜、それぞれのお客様で難しいところもありまして、一概には言えないところなんですが
 
 
大まかに日本人のお客様と外国のお客様の違いが出やすいのが、ドリンクサービスとミールサービス
 
 
ドリンクサービス
 
 
日本人のお客様は、ほとんどの方が1種類のお飲み物をご注文されますが
外国のお客様は。。。
 
「水とオレンジと白ワイン」
 
といった感じで、2.3種類をまとめてご注文される方が多い気がします!笑
 
 
 
また、時に有料となるようなアルコールがあったりしますが、グラス一杯で700円近くしても意外と平気な顔で購入されたり。
 
早くサービスを終わらせたい時に、日本人のお客様が多いとありがたく感じます。
 
 
 
 
ミールサービス
 
 
こちらは、ドリンクサービスとは正反対な感じで、
外国のお客様はミールのチョイスがなくなっても、
そこまで怒られるようなことはない気が・・・
 
もともと、食べることができない物があれば、特別食を事前に相談されていらっしゃるので、その特別食さえ用意されていれば問題なし!
 
 
一方で日本人のお客様は、ご希望のお食事がなかった時の対応で困ることが多々あったり。
どのエアラインも経費削減のため、お食事の搭載数がお客様の人数分しかないということがあるので、なかなか難しいところなんです。
 
 
 
 
こうやって考えてみると、どのようなお客様がご搭乗されても、忙しい時のキャビンは忙しいもんだなという結論に至るのでした!
 
 
 
 
 
 

 

 

 

ライタープロフィール

田中ロウマ
田中ロウマ
エアライン業界・キャビンアテンダント業界の裏話から、採用面接におけるヒントまで幅広いネタを考えて書いています。時々出てくるオネエキャラのロマ子ブログは、受験生さんの質問に容赦ない回答を出しております。