ママの視点から見た、CAの仕事の魅力って？

2019.06.01

エアライン受験コラム

皆さんこんにちは。現役CAの長谷川夕菜です。
私は２歳の息子を持つママさんCAとして、仕事と家庭を両立しています。

 

エアラインの受験生の方からよく聞かれるこちらの質問・・・

 

「CAにどうしてもなりたいです！でも、結婚しても出産しても仕事は続けたいと思っています。実際、子育てしながらCAのお仕事は続けられるのでしょうか？」

 

 

ということで、本日は「子育てママ」がCAを続けることの魅力について書いてみたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

ご存知の方も多いとは思いますが、CAの仕事は「子育てママ」の働く環境としてハードな場面が多いのが事実。

ホテルでのステイがあれば自宅には帰ることができず周りの協力が必須ですし、時差もあるし、スケジュールも前日まで確定しないですし、早朝勤務から夜の出勤まで様々。

 

大変なのにママになってまでなぜ続けるの？とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか？

 

それは、やはり続けたいと思うものがあるからですね。

 

今回はママでもCAを続けて良かったことと、その魅力をお伝えしたいと思います。
※あくまで個人の主観であることご了承ください。

 

 

★自分の時間ができる★

子供を預けて職場に向かっている時は解放感に包まれます（笑）
厳密にはそうではありませんが、CAとして仕事をしている時間（通勤時間や仕事後の時間も含めて）は自分の時間だと感じています。子供と過ごす時間と比べたら、断然自分のペースで動けているからです。

ママではなく一人の人間としての時間に戻れます♡

ステイ中だとフライト後に同乗クルーと美味しいご飯を食べに行ったり、ホテルでひたすら寝て過ごして睡眠不足解消したり！

化粧品がもうすぐなくなりそうだから今度ステイで福岡行った時デパートに買いに行こう！と普段できない用事をステイの時に済ませることも。私はよくこんな風にステイの時間を有効活用しています。

自由に動ける時間というのは、ママにとって貴重です！

 

 

★女子力が磨かれる★

 

乗務中でもそうでなくても、常に人に見られている仕事なので、身だしなみや立ち居振る舞いには気を付けるようになります。メイクもバッチリして頭から足先まで、全身チェックして細かい所まで気を付けるようになります。

産後はついつい楽な服装になりがちですし、授乳しやすい服、歩きやすい靴、汚れてもいい格好・・・と「ママである自分」を優先して服装を選びがち。ヒールも履く機会はすっかり減るのではないでしょうか？
職場だけでも、見られている事を意識して、「美」に気を使う機会があるのはとてもいい刺激になっています。

 

また、仕事柄美容に興味がある人が多いので、情報交換も活発です。どこのハンドクリームがおすすめかなど、一緒のクルーに聞けばすぐに教えてくれるので、美容情報には困りません(笑)

女性として自分を磨いている同僚も多いので、素敵だなぁと思う方がたくさんいます。
そういう環境に身を置いているだけで自然と刺激を受けて自分も頑張ろうという気になります！

逆にオフの時は気が緩みすぎて大変なことになりがちなので、気を付けないといけないなぁと思っているんですが。。。（苦笑）

 

★考え方によっては楽な仕事★

一日１～4便乗務しますが、1便1便に集中できるので、ある意味やりやすいです。
お客様の数は決まっていて、座席数以上のお客様は来ないとわかっていますし、限られた時間と限られた空間の中でいかにご満足いただけるかが勝負！

お客様がご搭乗になってから降機されるまで！！とオンオフの切り替えをしっかりつけて働きやすい環境です。

（ただ、私は現在、国内線のみの乗務なので、フライト時間が短めの場合です。こればかりが全てではないことご了承ください。）

 

また勤務時間は8時間！と決まっているのではなく、短い時で３、４時間程度の時もありますし、なんと乗務せずに飛行機で移動するだけで終わりなんて日もあります。またスタンバイといって欠員が出た時の補欠要員として自宅やオフィスで待機しているだけの勤務日もあります。
このように毎日決まった時間で働くのではなく、日々変化のある働き方ができるのもこの仕事の魅力だと思います。

 

 

★空の仕事が楽しい★

そしてこれは私の中で一番なのですが、空を飛んでいること自体が楽しいです。
仕事をしながら非日常感を味わえます。

空から見る景色は、やはりこの仕事の特権です。

たった数時間で遠く離れた土地に移動して、毎日違うとこに行けるなんて、日常では味わえないことですよね。時々揺れたりすることもスリルがあって私は好きです(笑)
これはなかなか子育てしながら味わうことのできない刺激なのかもしれません。

 

 

いかがでしたでしょうか？他にも思い出せばきっとたくさんありますが、私がママの視点
から見たこの仕事の魅力についてお伝えしました。

 

以前に比べて会社も様々な子育て中の女性が働きやすい環境づくりをしているので、実際に、子育てしながらフライトしているママさんは増えてきています。

既婚＆お子さんがいる状況で採用されている方も全然いらっしゃいますよ♡

 

エアライン受験生の皆さまのご参考になれば嬉しいです。