自己分析のスタート地点

はじめまして!

ソライロライターの石原すみれと申します。

 

主にエアライン受験をテーマに、

皆さまに少しでも参考にしていただけるような

コラムを書いていけたらと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

さて、初回のテーマは自己分析についてです。

 

 

就職活動を始めるにあたって、

まず取り掛かるものといえば自己分析ですが

(最近は自己理解・自己解析とも言われることもあるようですね)

私は就活をしている頃、

この自己分析が嫌いで嫌いで仕方なかった記憶があります。

 

 

 

なぜ苦手だったのかというと、

まず「他人よりも突出したものがなにもない事実」と

向き合うことになるため、自己分析をすればするほど

なぜか自信を失っていく悪循環に陥ってしまっていたから。

 

 

自己分析の結果、得意なことがないと判明したのに、

ここから「自分はCAにぴったり!」とアピールするなんて、

ムリムリ!と自分でも思っていましたが、

当時はどうすれば良いのか分からず、時間だけが過ぎていきました。

 

 

 

そんな状態の自己分析なので、

本番では自分を取り繕うようにしてのPRしかできず・・

 

 

結果はもちろん、すべて1次面接で敗退。

 

 

 

今なら自己分析の軸を過去に置いて考えていたことが

原因だとわかるのですが、それに気づいたのは

もっと後になってからでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

では自己分析の軸を過去に置くことの何がNGなのか?

むしろ「自分がやってきたことの振り返り=自己分析」

ともいえるので、一見正しいことのようにも見えます。

 

 

 

しかし、過去を振り返るところから始めてしまうと

自分の中で印象的かつ優等生エピソードしか

思い出せなかったりするので、

結局表面的な長所しか出てこなかったりするのです。

 

 

 

例えば、

 

 

フレンチレストランでアルバイトをした

→お客様の視点で考えることができる

 

 

または

 

友人の誕生日のお祝いをした→サプライズが好き

 

 

などなど・・。

 

 

 

 

このあたりはもう本当によく聞くお話なので、

エピソードを話し始めた瞬間に面接官の方々は

「この話の着地点、予想できる!」

という反応になってしまうのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

では、自己分析はどこから始めれば良いのか?

オススメは、「今」を基点にして見つけていくこと。

 

 

現在、「好きだな、楽しいな、頑張っているな」

と感じることを20~30個書き出していき、

なぜそれが好きなのか?なぜ力を入れているのか?

を考えていく方法です。

 

 

 

ポイントは、理由をそれぞれ2~3つ挙げていくこと。

 

 

 

例えば、お笑い・漫才が好きな方であれば

 

「お笑いを見るのが好き」

 

 

なぜか?

 

 

①テンポの良い会話が好きだから

 

②限られた時間で誰かを笑わせることができることにあこがれるから

 

③みんなで一緒に笑うと一体感・親近感がわくから

 

 

 

というところまで考えられると、回答の幅はかなり広がるはずです。

 

 

 

 

 

 

 

このポイントを踏まえて、

例えば自己啓発は?趣味は?などの質問なら

 

 

 

「お笑い番組を見ることです。

限られた尺の中でお話をして笑いをとるというのは

かなりテクニックがいることだと思っています。

現職の営業のお仕事では、いただいた時間の中で

いかにお客様になるほど!と思ってもらえるかが大事なので

トーク時間のやりくりとしても参考にしながら観ております」

 

 

 

のように回答できますよね。

(新卒さんなら授業・アルバイト・サークルなどのお話につなげられます)

 

 

 

 

自己PRや志望動機などの基準はすべて現在にあります。

 

自分史を作ったり、過去と向き合うことも大事ですが

(高校時代に力を入れたことは?と聞かれることもありますし)

それ以上に「今の自分はどうか?」という視点を

忘れないように取り組んでいきましょう!

ライタープロフィール

石原すみれ
石原すみれ
エアライン受験対策をメインに書いていきたいと思っています。根っからの食いしん坊なので、グルメや旅情報なども少しずつシェアできればと考えています。