こんにちは!
石原すみれです。
前回に引き続き、
今日もグループディスカッションのポイントを
お送りいたします。
ポイント③役割分担をどうするか?
役割を決めてからディスカッションに
突入するケースと役割なしの場合があり、
すべてに当てはまるわけではないのですが、
今回は役割がある場合についてのポイントを
ご紹介させていただきます。
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- 司会進行
- 書記
- タイムキーパー
- 発表
役割を決めてくださいね、と指示をされてから
スタートするとしたら大体上記のような振り分けになるでしょうか。
よく、どちらを選ぶと通過しやすいですか?と聞かれるのですが、
基本的に「進行役だから」「発表役だから」という理由で
通過するケースはほとんどありません。
個人的にオススメしていることは、
自分が自然に振るまうことができる役割を選ぶこと。
苦手なのに、有利になるかも?という理由から役割を選択して、
「無理をして発表をしたらしどろもどろになって大後悔!」
「場を盛り上げるのが得意なのにタイムキーパーを担当したら、
時間のチェックを忘れていた!」
というエピソードもよく聞く話。
自分の性格と、どの役割なら自然に振るまえるかを
考えたうえでチョイスしていきたいですね。
ポイント④立候補者がいない場合は?
候補者がいないなら、思い切ってやってみるのも
一つの手段とはいえ、とくに発表や司会進行役は
なかなかハードルが高いという方も多いのではないでしょうか。
タイムキーパーや書記がさっさと埋まって、
どうしよう・・一同沈黙・・という場面に私も何度か遭遇しました。
そんな時には
「役不足かもしれませんが、私やります!
もし詰まったら、みなさん助けてくださいね♡」
などと言って、敢えて自分から立候補するのも手。
こんな一言があるとやはり雰囲気が和みやすいですし、
何よりみんなが嫌がる仕事も率先してやっていける人、
という印象を少なからず与えることができますよね。
手も足も震えるほどの状態で無理に買って出る必要はないですが、
心のどこかにとどめておいてくださいね。
ポイント④メンバーの話に乗っかる
グループディスカッション試験になると
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- たくさん発言しなきゃ
- 良いことをたくさん言わなきゃ
- 他の人が気づかない点を言おう
-
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という思考になりがちなので、
他の受験生さんの発言に対する反応がどうしても
「いいですね」程度の、
淡白なものになってしまうことが多かったりします。
「ディスカッション」というネーミングに
みなさん縛られすぎなのでしょうか?
個人的には「グループトーク」くらいの感覚で挑む方が、
エアライン試験においては丁度良いような気がしています。
前編で書いたリアクションにも繋がるのですが、
ここをひと工夫するだけで、
ただの聞き上手から「周りの意見を引き出すのが上手」
という印象を与えることができるのです。
例えば、
「先ほどの〇〇さんの意見は
私も同じような△△の経験が
あるので、なるほど!と思いました。」
「〇〇さんの意見、すごく分かります!
もう少し詳しく聞いてみたいですね」
「その視点はなかったです!
もっと聞きたいです」
などと伝えてみるだけで相手も嬉しいでしょうし、
具体案(例)も出てくるので表面的な話し合いで終わりそうな
ディスカッションの生産性を上げることができるのではないでしょうか。
更に、発言が少ない方に対してこのように伝えることができると
周囲へのフォロー態勢の評価にもつながりますし、
自分の意見が思いつかない場合も大変有効です。
ディスカッションとなると燃えすぎてしまって
周りの方に対する配慮を怠ってしまいがち・・
というタイプの方は特に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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