こんにちは!
石原すみれです。
CA受験生のサポートをさせていただいていると、
「どんなアピールをしたほうが良いのでしょうか?」
「このネタで自己PRをしようと思うのですが、どうでしょうか?」
という質問をよくいただくのですが、
「したほうが良いこと・伝えたほうが良いこと」
と同じかそれ以上に
「しないほうが良いこと」について考えておくことは、
実はとても大切なことなのではと思っています。
ということで、客室乗務員面接試験のNGパターンを
今回からシリーズでお届けさせていただきますね。
<CAらしさアピールのつもりがただの自慢になっちゃった自己PR>
まず、CA受験に限らずですが、受験生が陥りやすいのがこのパターン。
たとえば、皆さんは試験会場でこんな発言を聞いたことはありませんか?
・お客様の立場に立ったおもてなしができます!
・話しかけられやすい雰囲気があるとよく言われます!
・現職(アルバイト)で培ったサービス力を御社で思う存分に活かしたいです!
・私の強みは些細な点にも気づけるところです!
一見、CA&女性らしい素養のPRになっていますが、
実は上記4つの文章には共通するNGポイントが3つ含まれています。
①「お客様視点」「やわらかい雰囲気」「おもてなし」「気づき」など
『CAにぴったりでしょアピール』は他の受験生とかぶることが多い
②これらの言葉は耳障りが良い分、どうしても抽象的になりやすい
つまり、聞き手(面接官)の印象に残りにくい
③「できます」「思う存分活かしたい」など、
言い切る形の文末になっているため、気が強く自信満々に聞こえることが多い
(③は業界や職種によっては好まれる場合もありますが、
ちょっとした言葉のニュアンスにこそ本音部分が出てしまうので要注意)
面接官の方も私たちと同じ人間なので、
強気&自信満々なアピールにはかなり敏感です。
接客の仕事の中で大切なのは
「自分の優秀さを伝えること」ではなく
「相手(つまりお客様)の気持ちを汲んでサービスをすること」。
いかに自分が素晴らしいか、というよりも、
周りの方を大切にするために何を心がけているかを
謙虚に伝えていただきたいなと思っています。
心当たりのある方は、
「この文章を後輩社員(またはアルバイトの後輩)が
言っていたらどう感じるかな?」
という視点で見直してみると、
また違う視点でご自身のPRを見つめなおすことができるかもしれません。
何か参考になれば幸いです。
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