こんにちは!
石原すみれです。
今日は客室乗務員試験のNGパターンの2つ目。
それは、フレンドリーな面接官にのせられて、
言う必要のないことをポロッと話してしまうことです。
実はこちら、ものすごーくよくあるパターンで…。
・面接官の方がすごく良い方で、話しやすくて・・話が弾みました♡
・たくさん笑ってくださって、思っていることが全部言えました!
・本当に楽しい面接でした。毎回あんな雰囲気だったら良いのに!
こんなうれしそうな感想を受験生の方から聞くたびに、
「それ・・一番怖いタイプの面接かも」と
ひっそりと感じております。
え、どうして?と思いますよね。
面接で思っていることをすべて言えて、
面接官のみなさんにも楽しんでもらえて・・
結果が楽しみだなと感じる方も少なくないはず。
しかし、
「面接で思ったことを全部言えた」「楽しく話せた」
という部分に思わぬ落とし穴があいていることもあるのです。
その理由を下記の事例でお伝えさせていただきますね。
「面接を楽しめた!全部出し切れた!!」と感じたのに
結果を見ると不合格だった・・
そんなAさんの面接を例として振り返ってみましょう。
面接官:最近ハマっていることは何ですか?
Aさん:週末の弾丸旅行にハマっています。
面接官:なるほど!良いですね~私も行きたいな。
どこかおススメのところを教えてほしいですね。
Aさん:はい!〇〇県の△△がおススメです。
人は優しくお食事もおいしくて、とてもリフレッシュできました!
ぜひ行ってみてください。
面接官:じゃあ来月にでも行ってみようかしら。
Aさんは旅行好きなんて、CAにぴったりですよね~!
Aさん:はい!旅行は大好きなので、内定をいただけましたら
ぜひ行ったことのない場所にもたくさん行ってみたいです。
面接官:そうですよね。ステイ先も楽しみでしょう?
どちらに行ってみたいですか?
Aさん:すごく楽しみです!〇〇に行ってみたいです。
△△が楽しいと聞いたので・・
面接官:あはは!Aさんのお話、もっと聞きたいですね。
ステイ先で色々体験できるのはCAの醍醐味ですし、魅力ですよね。
Aさん:そうですね。
色んなところに行けるのがいいなと思って、
CAを目指し始めました!
~面接がつづく~
いかがでしたでしょうか?
Aさんの回答のどこがNGポイントなのか、気付きましたか?
どこが良くなかったのかが分からない、と感じた方は・・
あなたがこの面接官なら、
「Aさんを採用したい」
「Aさんなら素敵なCAになれる!」
と自信を持って上司の方に推薦できるでしょうか?
答えは「NO」ですよね。
それでは、どの部分がNGポイントだったのか、
いくつかピックアップしてみましょう。
①CAになってどんな仕事がしたいのかよりも
自分がプライベートでしたいことを中心に話が進んでしまった
②AさんがCAになって
良い仕事をしてくれている姿が想像できない
③本音の志望動機をうっかりストレートに話してしまった
やはり面接は「この人を採用して会社にメリットはあるか?」
という視点で進められますので、
色々なところに行きたいからという
本音をぽろっと話してしまった時点で
残念ながらAさんはアウト。
(面接後半で逆転ホームランでもないかぎり)
面接官に持ち上げられ、
誘導されるがまま答えてしまった感もありますが、
「観光名所やオススメのお店リストなどを作り、
旅行好きな私の強みをサービスに活かしていきたいです」
などとCAの仕事に結びつけることはいくらでもできたはず。
旅行にいきたい!おいしいものを食べたい!など、
本音ベースでのCAを目指す理由は
やはりプライベートに多かったりしますが、
それをどうオブラートに包んで伝えるのか、
そして、どう隠すのかは
受験生のトーク力にかかっているといえそうです。
また、こういうときの面接官は
優しそう&楽しそうに見えて
実は内面をしっかり見ていることが多いです。
流されて言わなくても良いことを言うのではなく、
「御社に採用されるとこんなメリットがありますよ」
ということを賢く冷静に伝えていける強さがほしいですね。
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