よりスマートになれる英語フレーズ集♡

皆さまこんにちは。

星名亜紀です。

 

 

本日は、ソライロモンドメンバーより【よりスマートになれる英語フレーズ集】をお送りします♡

 

私たちはCA時代には様々な失敗や、お客様からの学びが毎日のようにありました。

それらの学びを生かして、次回皆さまが海外出張やご旅行に行かれた際に、皆さんの印象にスマートさ、エレガントさをプラスできる英会話フレーズを、日本文化や海外との価値観の違いに触れながらお伝えしていきたいと思っています。 

 

 

 

 

 

◾️シーン⑴ 機内でのご搭乗中

 

例えば、機内で手荷物を収納できずに困っている方がいらしたら、”Let me help you.”  のたった4語プラス笑顔(この笑顔がポイントです!)で、周りにいる方は皆、『なんてスマートな人なんだろう!』と思う事でしょう。

 

同じシーンで、少しだけステップアップしたお申し出の表現に”Do you mind if I help you?” (「お手伝いしましょうか?」)があります。Mindは本来『気にする』という意味なので、「私がお手伝いしたいと言ったらお気にされますか?」という、控えめかつスマートなお申し出の表現です。ここで注意したいことは、相手に ”No” と言われても、がっかりしないこと。「気にしますか?」に対しての ”No” ですので、この場合は、あなたのお申し入れを喜んで受け入れてくれているのです。

 

私自身の新人CA時代の失敗談ですが、女性のお客様のお手荷物を上の物入れに入れて差し上げようとしたところ “Please don’t touch my personal belongings.” (「私の持ち物を勝手に触らないで」)と怒られてしまったことがありました。

 

機内には様々な文化、バックグラウンドをお持ちのお客様がいらっしゃり、勝手に荷物を触られることを不快に思う方もいらっしゃいます。だからこそ、あなたの思いだけで行動せず、相手がそれを気にするかをまず確認することはとても大切なことかもしれません。

 

 

ちなみに、こちらの “let me help you.” と “Do you mind if ~?” は、様々な形に活用できるとても便利な表現。

・Let me know your availability.  あなたのご都合を私に知らせてくださいますか?

・Let me think about it 検討させてください。

・Do you mind if I open the window? (窓を開けてもよろしいでしょうか?)

・Do you mind if I close the window shade? (窓の日よけを締めてもよろしいでしょうか?)

 

ぜひチャレンジしてみてくださいね。 

 

 

 

 

 

 

◾️シーン⑵  快適なおもてなしを受けた場合 “Thank you” 以外のスマートな表現は?

 

もう一つの新人時代のエピソードです。一緒に乗務した外国人パイロットからこんな一言が。「君はリアクションが “OK”と “Thank you” のワンパターンだから張り合いがないよ!」

皆さまは、何かおもてなしを受けた時、どのように答えますか?ついつい”Thank you!”を多用しがちですが、こちらを少し工夫するだけで、相手がとてもハッピーになる魔法の言葉をご紹介します。

 

“Great!”

“Excellent!”

“Perfect!”

“Fabulous!”

“Fantastic!”

“Wonderful!”

“Terrific!”

 

何かしていただいた時に「素晴らしいですね!」と答えるのは、私たち日本人にとって大げさな表現に聞こえてしまうもの。しかし、これらはネイティブスピーカー達が日常的に使っている感情表現の言葉。本当に “great” だったか?という事よりも、自分の感謝の気持ちを伝えるために使っています。

 

そして、自分からこのようにポジティブな言葉を投げかけていると、「コミュニケーション上手なあなたともっと話したい!」と思った相手から、お褒めの言葉が返ってくることも。

 

“It’s so nice of you.” “You are so kind.” ”I like your shirt.” 

 

そのような時は・・・”No, I’m not” なんて答えないでくださいね。日本人にとっての美徳でもある『謙遜』の文化は、褒め上手・褒められ上手の諸外国の方々から見ると、とても不思議な風習なのだそう。そして、褒めた自分の気持ちを否定されていると悲しい気持ちにさせてしまうことすらあるのです。褒められたときは、それを受け入れてポジティブに返す!これがグローバルマナーです。

 

褒められたら笑顔で “Thank you! “これが鉄則ですよ♡

 

 

 

 

 

◾️褒め言葉のチョイスにもグローバルマナーを取り入れて

 

今回、監修として参加しているポリグロッツティーチャーのエベレットさんにこんな質問が。機内でお食事サービス後、トレーの回収時に異性の外国人乗客に方がかけてくださった “Thank you, darling!” や “You are my angel” にはどのような意味があるのでしょうか?

 

欧米の方に比べ、幼く見えがちなアジア人。深い意味はないのでしょうが、このようなお言葉をかけていただくことがしばしばありました。しかし、 sweetie / dear /  luv / baby / honey などの表現には注意が必要。もちろん声のトーンや表情、関係性によっても異なりますが、特に北米の女性は、『可愛い女の子』扱いされることを不快に感じる方も多いそう。私であれば、”Sweetie” の言葉はありがたく頂戴してしまうかもしれませんが・・・、今後も時代の変化やそれぞれの文化に合わせて褒め言葉をチョイスできるのグローバルマナーを身につける必要がありそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

◾️スマートなコミュニケーション上手になったあなたにオススメのアプリをご紹介!

 

コミュニケーションが深まり、褒める褒められの連鎖が生まれた時、滞在先や機内で、「お互いの国に来たら連絡して!」と友情が生まれたり、機内でお隣に座った素敵な人と食事に行く約束したりするかもしれません。そのような時に、国が違えば、メジャーなアプリやツールも違うのをご存知ですか?

 

日本ではメジャーなLINEは実は欧米や中国などではあまり使われていません。また、Gmailやfacebook は使えない国もあるので、『what’s up』『wechat』『cacao talk』などその国にあったSNSをインストールしてから行かれると、機内での思いがけない素敵な出会いにもスマートに、グローバルな連絡先交換ができるかもしれませんよ♡

 

 

 

 

ライタープロフィール

星名亜紀
星名亜紀
主に英語学習に関すること、留学やワーキングホリデーに関すること、旅情報などをシェアしていきたいと思っています。