おさえておきたい!交換留学と私費留学の違い~高校留学編~Part2

こんにちは。ライターSanaeです。

このコラムは、「おさえておきたい!交換留学と私費留学の違い~高校留学編~Part1」の続きをお送りします。

 

 

 

 

 

 

 

私費留学

 

私費留学について詳しく見ていきましょう。

 

私費留学とは、個人が留学先や学校、期間を自由に選んで留学するものです。

夏休みなどを利用した1~2週間の短期留学、一年間の留学、海外の高校を卒業目的で行く長期留学などがあります。

 

私が思う最大のメリットは、何といっても自分自身で行きたい国、地域、学校、期間を選べることです。

 

学校と言っても無数にありますから、その中から絞り込むのは決して容易ではありませんが、留学の目的や希望、英語力は人によって様々ですから、より自分に適した留学先を選べるというのは大きなメリットです。

 

また、学校選定の段階で、地域の特色、学校の規模や設備、カリキュラムなどの詳細なところまで吟味してから決められるので、より安心感はあるかと思います。
また、期間も選べるので、1年間はもちろん、2年、3年でもOKです。(交換留学の場合は、10か月間のみです。)

 

もし、2年以上海外の高校に通い、卒業すると、日本の大学の帰国子女枠を狙える場合もあります。

ただし、帰国子女枠は競争率もそれなりに高いようなので、「2年以上留学しさえすれば帰国子女枠で日本の大学に行けるから安心だ」と容易に考えないようにしたほうが良いようです。

 

帰国子女枠で気を付けなくてはならない点は、「海外の学校に2年以上在籍した者」という枠の場合、保護者の海外赴任に伴って、という条件がついている場合がある点です。つまり、その場合、一般的な私費留学で海外の学校に在籍していた者は除外されてしまいます。注意なさってくださいね。

 

また、本格的に現地の授業がスタートする前に、早めに渡航して、英語の語学研修を受けられる学校もあります。英語力を少しでもアップしてから授業に臨めること、また現地の雰囲気や生活様式などに少しでも慣れてから学校が始まるという点で心強いですね。

 

デメリットは、やはり費用面でしょうか。

 

滞在費や授業料などの経費はすべて自己負担です。

 

交換留学が100~150万円ほどに対し、一年あたり、250万円から600万円かかります。

この費用は、留学する国、公立か私立か、寮かホストファミリー宅か、などの条件により大きな違いが出てきます。スイスは一般的に高額と言われており、一年で1000万円を超えるケースも多いようです。

 

 

交換留学か、私費留学か、によって、いろいろな違いがあることがおわかりいただけたでしょうか?

100人いれば100通りの留学スタイルがあると思いますので、ぜひそれぞれのメリットとデメリットを比べて、ご自身やお子様にとって最適な方法を見つけていただきたいと思います。

 

このコラムがみなさまのご参考になったら嬉しく思います。